バイタルサインセミナー実施までの細目について

日本歯科麻酔学会と都道府県歯科医師会等共催による
「バイタルサインセミナー」実施までの細目について
  1. 日本歯科医学会・日本歯科医師会からの提案に対して、セミナーの実施を希望する都道府県歯科医師会、郡市区歯科医師会は、規定の申込書にて令和5年5月8日(月)までに日本歯科医学会事務局へ申し込むものとします。その後も問合せは随時受け付けます。開催を希望した都道府県歯科医師会等名は、日本歯科医学会を経由して日本歯科麻酔学会、および同地域医療委員会に通知されます。
  2. 地域医療委員会は、開催を希望する都道府県歯科医師会等について、申込された期日(申込順)、開催の地域バランス、セミナーの受け容れ状況、日本歯科麻酔学会の予算規模その他を勘案して開催の可否を決定し、日本歯科麻酔学会理事会の承認を経て、日本歯科医学会に回答します。
  3. 地域医療委員会は、セミナーを実施する都道府県歯等の担当部署(通常は学術委員会、生涯研修委員会、医療管理委員会、地域医療委員会等)と、下記の実施細目について協議します。
    • 実施期日、時間、会場および環境
      原則として、実施都道府県歯の希望、実情に沿う形で設定します。ただし、c.の演者となる日本歯科麻酔学会 歯科麻酔指導医・歯科麻酔専門医等の推薦に大きく支障を来たす日程(日本歯科麻酔学会学術集会期間中など)は避けるものとします。
    • 予定出席者数、出席資格
      セミナーの参加資格は、開催都道府県歯会員とします。ただし、開催地域の必要に応じて、会員の診療所に勤務する歯科衛生士・歯科助手・受付等の職員の参加も認めることができます。
    • 演者
      演者は原則として、日本歯科麻酔学会 歯科麻酔指導医・歯科麻酔専門医もしくは認定医(日歯会員が望ましい)を日本歯科麻酔学会が推薦します。
    • 講演内容
      別に定めるコアカリキュラムを参照の上、それ以外にも地域性等を考慮し、演者、地域医療委員会と開催都道府県歯等にて協議のうえ、決定されます。内容の構成については、開催前に日本歯科麻酔学会、日本歯科医学会にも報告するものとします。
    • タイムスケジュール
  4. 上記3.が決定したら、担当都道府県歯等は県歯報などで、日本歯科麻酔学会学会誌、学会HPなどでそれぞれ広報につとめます。また、日本歯科麻酔学会は開催の準備状況を、逐次日本歯科医学会・日本歯科医師会へ報告します。
  5. セミナーの開催は日本歯科麻酔学会と都道府県歯科医師会等による共催、日本歯科医学会・日本歯科医師会の後援とします。
  6. 展示、器材の提供・借用などについて関連医療機器メーカー等の協賛、協力が得られる場合は、日本歯科麻酔学会は当該医療機器メーカー名、担当事業所などを開催都道府県歯等に連絡し、それぞれの開催都道府県歯等と当該医療機器メーカーにて協議するものとします。展示等を企画する場合、当日の会場環境、タイムスケジュール等とのすり合わせを十分事前に行っておく必要があります。
  7. 開催当日、日本歯科麻酔学会は地域医療担当理事または委員を派遣し、開催に当たっての挨拶を行うとともに、講演後に行われる総合討論会を主宰させます。また、派遣された学会担当者は、セミナーの実施状況、実施効果、反響、講演内容などをサーベイングし、以後の報告に役立てるものとします。
  8. セミナー終了後、日本歯科麻酔学会地域医療委員会は担当都道府県歯等から、規定の報告フォームにてセミナー開催に関する報告を受けます。それをもとに各開催地区ごとの報告をまとめ、日本歯科医学会、日本歯科医師会、日本歯科麻酔学会に提出します。その内容などに関しては日本歯科麻酔学会学術大会にて発表します。

付記:本セミナーは、日本歯科医師会生涯研修に該当します(大項目34、中項目01)。また、改正医療法にて義務づけられている「医療従事者の医療安全についての講習」にも該当します。なお、本セミナー講演内容は、診療報酬の「歯科外来診療環境体制加算」ならびに「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の算定に必要な施設基準の「所定の研修」の一部にご活用いただけます。

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