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理事長挨拶

理事長 高阪 利美

理事長 高阪 利美
(愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科 教授)

2010年「歯科衛生学教育の向上を目指すとともに、歯科衛生学の発展に寄与すること」を目的として、日本歯科衛生教育学会が設立されてから6年目を迎えました。この学会の設立にあたり、初代理事長の松田裕子先生は、学会の設立趣意書の作成、会則の作成、投稿規定、予算案、学会委員会の人選、学会設立準備委員会の発足など、多岐にわたる資料をそろえ、計画案を提示し、全国歯科衛生士教育協議会のご意見を伺い、ご理解していただくこと、そして何より歯科衛生士の教員の皆さんのご意見を反映するなど、設立に向けてのご準備をされ、さらに理事長であった期間には学会の基礎固めにご尽力され、会員数を伸ばし続けていただきました。このご功績は後につないでいく私たちにとって、歯科衛生士教育の研究を広げるためにも、深く感謝するとともにぜひとも継続していかなくてはいけないものと考えております。このような多大なご功績を残された、松田理事長から2016年4月1日付をもって本学会の理事長のご指名をいただきました。大変光栄に存じますが、同時に責任の重さをひしひしと感じております。今後もこれまでの事業を継承し、平成28年3月末現在で820名を数える会員の学会を、さらに発展させるよう引き継いでいく所存です。

日本歯科衛生教育学会は、教育の内容、指導方法、教育評価方法などの研究成果を公開発表し、その科学的妥当性をオープンな場で検討・討論することにより、歯科衛生士教育の向上を目指し歯科衛生学の発展に寄与することが目的となっております。その教育の向上のための事業内容は現在のところ、年1回の学術大会の開催、学会誌の発行、歯科衛生学教育に関する研究および情報交換、各委員会の開催など小規模ではありますが、重要な任務となっています。今後はその目的を達成するために、またさらに発展させるために、論文の投稿をできるだけ受け付けること、また学術大会での口演発表、ポスター発表を多くの会員の方に呼びかけ、発表していただくこと、会員同士での交流ができるセッションなどの充実を図ることなど、大いに議論や問題点などを話し合っていただける場にしてゆきたいと考えています。さらに、歯科衛生士の専任教員のみならず、臨床現場で直接指導いただいている指導者の方々や教鞭を執る先生方にも、学術発表の場として参加していただき、現場の指導者および教育従事者がしっかり結実してゆくことにより、歯科衛生士教育の質の向上につながるのはないかと考えております。これからの医療職にとりまく社会情勢の変化に対応するために、歯科衛生士教育は、「自ら学ぶ自立した姿勢」を育成することが必要であり、教員個人および組織の教育力を向上させることが必要課題です。昨今の社会状況やニーズに対応した、歯科衛生士教育の内容に即し会員向けのみならず、一般社会と深くかかわる職業であることを広く社会に向けて存在感を示してゆくことも必要かと考えております。

課題をたくさん託されておりますが、全力を傾けこれらに取り組む所存でございます。

今後も会員の皆様のご支援、ご協力、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

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