学会紹介
日本スポーツ歯科医学会は,1990(平成2)年9月1日に,その前身のスポーツ歯学研究会として発足して以来,約20年の歴史をもつ学会です.1994(平成6)年5月に日本スポーツ歯学研究会と改称し,2000(平成12)年には,日本スポーツ歯科医学会と改称,さらに,2016(平成28)年からは一般社団法人として新たに発足し,発展してきました.マウスガードやフェイスガードを含め,スポーツ歯科医学に関する最新の知識や情報が得られ,研究発表,会員交流,生涯研修ができる場を提供するところ,それが日本スポーツ歯科医学会です。
本学会は,正会員(個人),賛助会員(会社等の団体)および名誉会員で構成されており,2023年1月現在の会員数は,正会員1,716名,準会員235名,賛助会員17社,名誉会員9名,臨時会員38名です。本学会は,日本学術会議協力学術研究団体に認定され,日本歯科医学会専門分科会にも認定されています。また,日本歯学系学会協議会にも所属し,日本スポーツ・健康づくり歯学協議会とも緊密な連携をとっております。なお,本学会が主催する学術大会および認定研修会は日本歯科医師会生涯研修事業認定研修会として認められております。
また,2010(平成22)年には,大韓スポーツ歯科医学会(2003年設立)との学術交流協定書を正式に締結し,アジアにおけるスポーツ歯科医学の更なる普及に寄与しています。
目的
スポーツ歯学に関する調査・研究を通じて,その進歩を図り,会員の知識の向上と国民の啓発を目的とする。
基幹事業
- 学術雑誌の発行
- 和文誌 「スポーツ歯学」
- 国際英文誌 「IJSD」(クインテッセンス出版)
- 学術大会・総会の開催
- 認定医(JASD certified sports dentist)、専門医、指導医および認定スポーツデンタルハイジニストの養成・審査・試験・認定事業
- 認定MG研修施設および認定MGテクニカルインストラクターの選考・認定事業
- 日本スポーツ協会「公認スポーツデンティスト養成事業」への協力
- 学会賞の選考・認定事業
- 国体デンタルサポート事業
- その他,本会の目的達成に必要な事業
会員数(2024年3月31日現在)
- 正会員:1,711名
- 準会員:250名
- 賛助会員:17社
- 名誉会員:10名
シンボルマーク
古代ギリシャの伝説から「医」のシンボルマークによくつかわれる「白い蛇」をモチーフにしたデザインです。
スポーツの「S」とデンタルの「D」がからみ合い二つのかかわりの強さを表します。
H17年度事業計画のひとつである学会シンボルマークの作成について、専門家に依頼してデザインされた複数個の案につき、慎重に検討を重ねて参りましたが、この度の理事会で最終審議した結果、標記のマークに決定致しました。
会員各位におかれましては、何卒ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。なお学会シンボルマークの無断使用・転載は固く禁じますので、何卒ご了承下さい。
国際交流
学術交流:大韓スポーツ歯科医学会
日時:2010年7月10日(土)
場所:福岡市(福岡県歯科医師会館)
概要:①学会役員間の公式訪問,②スポーツ歯科医学に関する共同研究,③学術情報の世界発信に向けた国際英文誌IJSDの有効活用,④カンファレンス,セミナー,学術大会の共同開催
署名:安井利一(本会理事長),Chung Hoon(大韓スポーツ歯科医学会理事長)