その他の疑問に対して

放っておくとどのようになるのでしょうか?
一時的なあごや筋肉の痛みであれば自然寛解する場合がほとんどです。
しかし、他のQ&Aでも説明されているように、顎関節症にはいろいろな病態が含まれていることや、鑑別が必要な他の疾患が存在する場合もありますから、放っておかずに、歯科医院を受診されることをお勧めします。
どこに行けばいいですか?
まずは、かかりつけ歯科やお近くの歯科医院を受診されてはいかがでしょうか。
より専門的な診察や検査が必要な場合や、難治性の顎関節症は専門医や大学病院等を紹介してもらえると思います。
すぐに噛み合わせの治療は必要でしょうか?
噛み合わせの治療は、発症後早期には行いません。発症早期には、顎関節や咀嚼筋の炎症や円板転位により、噛み合わせに変化が生じていることがあります。その状態で噛み合わせ治療を行うと、症状が安定し元のあごの位置に戻ったときに噛み合わせが合わなくなります。
一方、痛みにより、噛み合わせに変化がないのに不安定さを感じる場合があります。その場合も噛み合わせの治療は必要ありません。
どれくらいの治療期間ですか?
顎関節症の重症度によって異なりますが、初期治療による症状の消失と機能の回復は、おおよそ1か月から3か月程度です。
それでも改善しない場合、MRIなどの画像診断検査や、医療連携による専門的対処が必要な場合もありますので、専門医のいる医療機関へ紹介をしてもらいましょう。
参考 日本顎関節学会認定 専門医・指導医一覧
費用はどれくらいかかりますか?
基本的には、公的医療保険の範囲内で治療を受ける事ができ、これにより症状が改善する場合がほとんどです。患者さんによっては、保険適応外の治療が必要な事もありますが、高額な治療を行えば必ず良くなるわけではありません。治療を始める前に治療内容と費用についてよく話を聞き、納得した上で治療を受けることをお勧めします。